ゆっくり味わって読みたい、おすすめ小説。小川 糸さんの「食堂かたつむり」

忙しい日常に、テレビからもネットからもあふれ出てくる、さまざまな情報や映像に、なんだか少し疲れるなって思ったりすることが。

そんな時はテレビも消して、スマホも遠ざけゆっくりお気に入りの小説でも読みたい。
そんな時におすすめな「食堂かたつむり」。

主人公の倫子は、同棲していた彼に、お店の開店資金に貯めていた大切なお金まで持ち逃げされ、そのショックからか声も失う。
そして、ふるさとに戻り、「食堂かたつむり」をオープン。そこで料理を食べた人々に、不思議なことが…

食べてみたくなる数々の料理

 

  • 強面だけど根はやさしい熊さんに出したルビー色のザクロカレー

 

  • お相手の男性をを亡くしてから元気のないお婆さんさんに出した、喜怒哀楽を表現したようなコース料理

 

  • サトル君とももちゃんの食べたハート型の赤い鍋に入ったスープ

 

  • お見合いする2人に出した野菜のみを使ったフランス料理

 

  • 弱ったウサギに出したラベンダー香るビスケット

どれも、文章で読んだだけだけど料理が目に浮かぶ。なんなら香りまでしてきそう。

ほんとにあったらぜひ行きたい
「食堂かたつむり」

わたしにも不思議ことがおこるかな。

お母さんとの関係

母と娘って、ちょっと複雑だったりもしませんか?

主人公の倫子とお母さんも、なかなか不器用でこじらせ系だったりもするけど、味のある母と娘。

奔放のように見えた、倫子母の恋は…

倫子とお母さんの関係は…

親子だって、本音や心の中までわからない、勘違いや思い込みだってあるよね。

言葉にしないと伝わらないことも、親子だからこそ、なかなか伝えられないこともある。

最後に思うのは倫子とお母さん、いい親子だったな。

しばらくしたら、ふとまた読みたくなる、そんな本なんだよね。

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